その他雑記など

補助艦艇に惹かれるその7

 ←懐ゲー特別編9 →コンベンション会場
 帝国海軍唯一の、そして第二次大戦当時の世界の海軍においてもかなり珍しい、砕氷艦「大泊」さんです。
やたらにずんぐりした独特の太短い船体に、石炭焚きボイラーのためのひょろ長い二本煙突、軍艦とは思えない艦幅一杯の艦橋など、一目で分かる個性的な外見ですが、言うまでもなく、それも全て氷に閉ざされた北洋で活動する船である証というところでしょうか。二軸のレシプロ機関で、4,000馬力を発揮したわけですから、船体の大きさからするともっと速力が出るところですが、いわばトルク重視の大泊さんは、13ノット出すのがやっとでした。もっとも、あまり速度を出すと、ただでさえつるんとしたまん丸なお腹のせいで、やたらにローリングしたらしく、乗り心地は最悪だったとのことですが…。
この種の艦艇ではお馴染みの、三年式8サンチ砲を1門だけ装備した他は機銃のみと言う軽武装ですが、それでも戦時中は、ソ連船の臨検をはじめとして、北洋警備に縦横無尽の活躍をした、隠れた功労艦といえます。砕氷能力は公称2メートルと言われますが、実際には1メートル強がやっとだったようで、現代の砕氷船とは能力において比較にならないものの、やはり唯一無二の存在であることは絶大で、終戦ぎりぎりまで働き続けました。
戦後は、貴重な砕氷艦でもあり、日本の沿岸警備が再出発する中で、再び活躍することも期待されましたが、その時すでに艦齢は25年以上、唯一の砕氷艦として酷使され続けたその身は正に満身創痍で、結局再登板は断念され、解体されてその生涯を終えました。そんなわけで、Y.E.Hの脳内では、太目の体型を気にする、働き者だけどかなりのドジッ娘という艦娘の姿が形成されているのですが、残念ながら彼女もまた「陸奥と僕のこと」の世界には登場できないのでした。いや、でも好きなんですけどねぇ…。

大泊さん

関連記事
スポンサーサイト


にほんブログ村 ゲームブログ 艦隊これくしょんへ
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
もくじ  3kaku_s_L.png その他雑記など
総もくじ  3kaku_s_L.png 陸奥と僕のこと
  • 【懐ゲー特別編9】へ
  • 【コンベンション会場】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【懐ゲー特別編9】へ
  • 【コンベンション会場】へ